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2014/06/07(土)洗足の街・芸術祭2014“走れメロス”+“セロ弾きのゴーシュ”

山猫合奏団の本拠地、東京目黒の洗足にあるプリモ芸術工房にて、タイトルの催しで演奏会がありました。
この撮影は、客席から、白石准の写真の友人、柳島蒼機さんが撮ったものですが、近い将来、彼の撮ったrehearsalの写真も大量に公開されることと思います。
そうしたら、また追記いたします。
写真をclickすると別のキャプションを読むことが出来ます。

先月2014年5月に初演されたばかりの“走れメロス”を、今度は、電子ピアノではなく本物のピアノで演奏しました。
初演と配置が違いますが、役回りは同じです。

“セロ弾きのゴーシュ”の配役は、CDのものとは逆で、楠定憲(左)が動物、高山正樹(右)がナレーションを致しました。

東京地方は、この数日前から強烈な雨が続き、積算雨量が凄い事になっていました。
2月に予定されていた雪女のストーリーの曲の初演は、演奏会当日、大雪の為延期になりましたね。
今回も、メロスが王城に帰ってくる途中、豪雨で川が氾濫し、橋が流されて苦労する場面があって、よりによって演奏会当日にその雨の影響で交通機関がどうなるか(実際東京近郊の道路が通行止めになったり、電車に運休、遅れはこの日相次いでいました。)、二月の二の舞か、我々が新作を発表すると天候がつられるのかと白石准はかなり焦りました、、、。(゜o゜;;

2014/05/29(木)新作“走れメロス”初演

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昨日2014/05/29(木)、山猫合奏団の事務所のある、東京の郊外世田谷区と狛江市の境目辺りの小田急線、喜多見駅にある事務所にて行われている小さな映画祭のイヴェントの一つとして山猫合奏団のコンサートがありました。
そこで、できてほやほやの“走れメロス”が演奏されました。

どうです、この右側の高山正樹の激しく怒った顔(爆)

かれはメロスを担当していたのでたぶんに、怒っているメロス(たぶん最期の方でセリヌンティウスを助けようと、「戻ってきたぞ」とか怒鳴って居る場面)かなと思います。
向こう側に居る楠定憲(くす)は暴君ディオニスや友人のセリヌンティウスなどをやりました。

撮影は、白石准の友人、相島洋成さんです。
http://photozou.jp/photo/top/3027278

再演は、すぐ6/7(土)19時より、プリモ芸術工房での演奏会であります。
http://ensemble.lince.jp/2014/05/20140607/

2014/09/19より山猫合奏団祭りが開催されます

山猫合奏団の本拠地、東京の目黒線、洗足駅前のプリモ芸術工房にて、9/19から四日間、白石准が書いたすべての物語が連続上演されます。

9/19というのは、最初の作品、“どんぐりと山猫”の冒頭、山猫から一郎に手紙が来る日付です。
この日付は我々にとってとても記念の日付なので、この日を皮切りに行う事にしました。

詳細はまたこの記事を更新していきます。
主な演奏曲目を以下に記します。

9/19(金)19:00 “注文の多い料理店” & “どんぐりと山猫”(両方に出てくる山猫は同一人物というプランで書かれているので連続上演です。)
         高山正樹、楠定憲、白石准
9/20(土)14:00 “セロ弾きのゴーシュ”
         大島純、高山正樹、楠定憲、白石准
9/21(日)14:00 “オツベルと象”
         古本大志、稲垣護、高山正樹、楠定憲、白石准
9/22(月)19:00 草野心平、山之口貘の詩集、“走れメロス”
         高山正樹、楠定憲、白石准

入場料;
一回券 大人3,000円、子供1,000(中学生以下)
全公演フリーパス:大人8,000、子供3,000(中学生以下)

携帯からの予約はこちらをクリック!


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プリモ芸術工房の場所などインフォメーションは公式サイトへどうぞ。
http://primoart.jp

2014/06/07プリモ芸術工房で、つまり都内で久しぶりに“セロ弾きのゴーシュ”と、初演したばかりの“走れメロス”をやります

山猫合奏団の本拠地、東京、目黒線の洗足駅の眼の前にあるプリモ芸術工房で、そこのオーナーでもあるチェロの大島純をフューチャーした山猫合奏団の代名詞、“セロ弾きのゴーシュ”の東京公演が久しぶりにあります。
これは、洗足の街・芸術祭2014の一環です。

詳しい情報は、プリモ芸術工房のページをご参照下さい。
6/7の土曜日の夜、19時開演です。
http://primoart.jp/senzokuartfes2014/201406071900-2/
前半は、5/29に初演する白石准の新作、“走れメロス”を上演予定です。
お申し込みは、お問い合わせフォームまで。

2014/05/29に今年の新作、“走れメロス”の初演が喜多見であります

山猫合奏団は、今まで「たまたま」宮沢賢治の物語を作品にする事が多かったことは事実です。
しかし、それ以外にも、草野心平や山之口貘、そして、3月には架谷由紀子さんのストーリーで作曲してきました。

物語としては、初めて、巨匠、太宰治の作品に挑みます。
たぶん、数え切れないほどお芝居にもされ、映画にもなっているかもしれない、日本人なら一度は読んだことのある、走れメロスの話です。

詩を除く、長大な物語としては、今まで白石准が進めてきた、語りの中の律動を音楽とシンクロさせること、つまり一般的にはラップの様なものではありますが、それを2011年の作品、“オツベルと象”では殆どすべての台詞を音符で制御しました。
そしてそれを一歩すすめ、役者のストレス(爆)をすこし緩和するため、実際は音符とシンクロしていますが、楽譜から音符をかなり省いた様式になっています。
まあこれは聞かれる方々には関係の無いことですが、それにより、ラップなのではありますが、普通に読んでいるように聞こえる箇所も多くなっていると思います。

音楽的には、今までの、“どんぐりと山猫”、“セロ弾きのゴーシュ”、“注文の多い料理店”、“オツベルと象”、にくらべて、メインテーマも希薄、音楽の量ももしかしたら一番すくないかもしれませんが、小節数にして1800小節をこえ、譜面上は150ページを超えた、“オツベルと象”に並ぶ、最高に長大な曲になりました。
小節数的には約1時間かかる“オツベルと象”よりも長いのですが、この作品は、早口で興奮して喋る場面も多く、場面場面のアリアみたいな楽曲は流れませんので、大体40分くらいの曲になりました。
つまり言葉の情報量は多いと言うことですね。

「炸裂する言葉」とPianoという風情になっています。

毎回白石准としては、作品によって目指すことを違え、実験を繰り返しています。
初演は、電子ピアノということになりますが、すぐに6月上旬に予定されている、本拠地のプリモ芸術工房でも“セロ弾きのゴーシュ”と抱き合わせで再演するつもりです。
その情報は別記事にします。

リハーサルの状況は以下の写真でご参照下さい。

日時は、来たる5/29の17時です。
語り手は、楠定憲(左、メロス以外の主な登場人物とナレーション)、高山正樹(メロスとナレーション)です。
様式的には、白石准お得意の、台詞を全部音符にひもづける事により、合唱で同時に音楽的に違う立場の台詞が混在する様な箇所もあります。
そこがまさに、普通の朗読とは違い、説明する事から飛んで、言葉の躍動を表現するスタイルになっています。
二人で語る事により、メロスと親友セリヌンティウスの気持ちが同時にシンクロする場面も作りました。

練習しているここは当日会場となる山猫合奏団の事務所でもある、東京の小田急線、ちょうど東京と神奈川の境目にある多摩川のちょっと都内より、喜多見駅から数分の所にある、M.A.P.事務所です。

お誘い合わせの上、ご来場下さい。

これは「喜多見と狛江の小さな小さな映画祭」という催しの一つです
そのWebsiteは
http://kitamitokomae-artfes.com
です。

お申し込みは
03-3489-2246(M.A.P.担当宇夫方(うぶかた))
https://ticket.corich.jp/apply/55337
です。
確認ですが、このコンサートの日時は、
2014/05/29(木)17時です。

“走れメロス”の作品紹介をレパートリーのページに追加しました。
http://ensemble.lince.jp/repertory/meros/