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どんぐりと山猫

昨日、茨城県の古河市というところに行ってきました。
titleの通りの催し物でした。

その学校の音楽の先生、橋本先生(本当は、橋という字は難しい旧字体)が、かつて学生だった頃、オーケストラクラブに在籍し、チェロを弾かれていて、、そこに大島純が指導に行っていたというご縁から今回の公演が実現しました。

まず学校について、その校庭の広さにびっくり。
もちろん、空の広さにも。
(かつて田園風景がまだ拡がっていた時代とは言え)都内の小学校で育った僕としては、100m走を楽々直線で取れるとか、サッカーのゴールの後ろにも凄く広いスペースがあるとか、それだけでびっくりでした。
仁連小学校の広い校庭と広い空

しかも、通された控え室からは、なんとこんなに美味しそうな干し柿が見えました。
仁連小学校に干してあった柿

さっそく、高山正樹がblogのネタに撮ろうと試みていました。
仁連小学校に干してあった柿を撮ろうとする高山正樹

昼食を頂いた時、もう食べられる状態になった干し柿を頂きましたが、本当に美味しかったです。
仁連小学校で頂いた干し柿

時間になったのでみんなの待つ体育館へ移動です。
白石准だけトイレに行っていて遅れて行ったにも関わらず、みんなを待たせてこんなのを撮っていました(爆)。
渡り廊下から見えた紅葉の始まり。
古河市立仁連小学校の校庭の紅葉

本番が始まりました。
白石准のblogにも報告しましたが、この日、“セロ弾きのゴーシュ”の他に、2012/10/18に福島県のいわき市にある、草野心平記念文学館に赴くために作曲した、草野心平の「河童と蛙」、そして兵庫県出身で、草野心平や宮沢賢治にも親交が深かった坂本遼の「おかん」という二つの詩に付けた僕の新作の音楽の披露も(実質的な世界初演でもあったが)しました。

その際、草野心平の詩の冒頭、「るんるんるるんぶ、るるんぶるるん」という擬音語をボサノバ調の伴奏に乗せて始めたら、子供たちはほぼ全員に近い割合だと思えるほどだったけど、大爆笑が始まりました。
この様な反応は全く想定してなかった(爆)

意図してない反応だったけど、まあこんなに喜んでくれるなら書いた甲斐があったというものだ、と思いながら弾きました。

子供は、言葉の意味論が先に来るのではなく、その音の面白さを直感的に吸い込む能力が高いのですね。
これから、保育園や幼稚園、児童館や小学校で公演をするとき、最初の「つかみ」の曲としては、これは最適かも知れぬという思いがよぎりました。

もちろん、この短い詩の中にある、状況を想像するに、大人の味わい方はまた別なのでしょうが、この日は作曲家としては、この週末の、大部分大人が居るであろう、本当の初演に向けて、予期せぬ収穫がありました。
だって、自分の書いた音楽で、数百人を笑いの渦に巻き込んだというのは、生涯初めてでしたから(爆)
芸人になれた実感を持った瞬間でした(爆)
20121114古河市立仁連小学校「PTA芸術鑑賞会」

カーテンコールになったら、お花と一緒に、こんなものが手渡されました。
もう出来てるの?って三人は驚愕。

仁連小学校に頂いた記念写真

意外とこういう場所での公演の際、到着から出発までの間、担当の先生とはコミュニケーションがあっても、一度も校長先生にも教頭先生にもお会いしないことの方が多いものです。
今回は、そのお二方とも懇意にお話しすることができ、感想まで頂いたことを誇りに思います。

どうも、ここの校長先生は、子供に本を読ませたり先生や父母の人達と一緒になって、子供たちに「読み聞かせ」をする事を積極的に行っている様ですから、我々の活動にもとても理解を示して頂いたようで光栄でした。

そしてもう一つ、白石准としては心躍った事に、廊下に、子供たちの川柳が張ってあって、それは、校長先生の選んだ(お撮りになった?)写真がお題なのです。

そういう、目に見えない「印象から受け取る表現」を大事にしている学校というのは素晴らしいと思いました。

最後に、セッティングから、演奏中の写真まで撮って頂いた、音楽の橋本博音先生、大変お世話になりました。
お名前も「ひろと」さんと読まれるそうで、音楽の先生になることが運命づけられている様なお名前でしたね。
オーケストラも最近作られたそうで、ますます、音楽を通じて子供たちに夢を与える活動を続けて行かれるようにお祈り申し上げます。

蛇足ですが、始まる前、PTAの役員の方が、通常の如く、演奏に対する注意事項として、「写真撮影、録音はご遠慮申し上げ、、、」と始まった時に、事前に橋本先生に、「録音・撮影は人の邪魔にならないのであれば、どうぞ、その代わり今日居なかった人達にどんどん宣伝して下さい」と最近の僕らの方針をお伝えしていたので、先生が、その言葉を訂正させていました。
PTAの役員の方々は驚かれていましたが、そうなのです、僕らのperformanceは、撮影時のノイズさえ気を付けて貰えば、そして商用利用をしなければ、すべてオープンです。

もちろん、Liveですから、演奏の精度からすると傷もあるかもしれませんが、もっと僕らのやっていることをみなさんに知って貰いたいからです。
またみなさんにお会い出来ることを楽しみにしています。

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