「過去の告知記事」カテゴリーアーカイブ

2014/05/29に今年の新作、“走れメロス”の初演が喜多見であります

山猫合奏団は、今まで「たまたま」宮沢賢治の物語を作品にする事が多かったことは事実です。
しかし、それ以外にも、草野心平や山之口貘、そして、3月には架谷由紀子さんのストーリーで作曲してきました。

物語としては、初めて、巨匠、太宰治の作品に挑みます。
たぶん、数え切れないほどお芝居にもされ、映画にもなっているかもしれない、日本人なら一度は読んだことのある、走れメロスの話です。

詩を除く、長大な物語としては、今まで白石准が進めてきた、語りの中の律動を音楽とシンクロさせること、つまり一般的にはラップの様なものではありますが、それを2011年の作品、“オツベルと象”では殆どすべての台詞を音符で制御しました。
そしてそれを一歩すすめ、役者のストレス(爆)をすこし緩和するため、実際は音符とシンクロしていますが、楽譜から音符をかなり省いた様式になっています。
まあこれは聞かれる方々には関係の無いことですが、それにより、ラップなのではありますが、普通に読んでいるように聞こえる箇所も多くなっていると思います。

音楽的には、今までの、“どんぐりと山猫”、“セロ弾きのゴーシュ”、“注文の多い料理店”、“オツベルと象”、にくらべて、メインテーマも希薄、音楽の量ももしかしたら一番すくないかもしれませんが、小節数にして1800小節をこえ、譜面上は150ページを超えた、“オツベルと象”に並ぶ、最高に長大な曲になりました。
小節数的には約1時間かかる“オツベルと象”よりも長いのですが、この作品は、早口で興奮して喋る場面も多く、場面場面のアリアみたいな楽曲は流れませんので、大体40分くらいの曲になりました。
つまり言葉の情報量は多いと言うことですね。

「炸裂する言葉」とPianoという風情になっています。

毎回白石准としては、作品によって目指すことを違え、実験を繰り返しています。
初演は、電子ピアノということになりますが、すぐに6月上旬に予定されている、本拠地のプリモ芸術工房でも“セロ弾きのゴーシュ”と抱き合わせで再演するつもりです。
その情報は別記事にします。

リハーサルの状況は以下の写真でご参照下さい。

日時は、来たる5/29の17時です。
語り手は、楠定憲(左、メロス以外の主な登場人物とナレーション)、高山正樹(メロスとナレーション)です。
様式的には、白石准お得意の、台詞を全部音符にひもづける事により、合唱で同時に音楽的に違う立場の台詞が混在する様な箇所もあります。
そこがまさに、普通の朗読とは違い、説明する事から飛んで、言葉の躍動を表現するスタイルになっています。
二人で語る事により、メロスと親友セリヌンティウスの気持ちが同時にシンクロする場面も作りました。

練習しているここは当日会場となる山猫合奏団の事務所でもある、東京の小田急線、ちょうど東京と神奈川の境目にある多摩川のちょっと都内より、喜多見駅から数分の所にある、M.A.P.事務所です。

お誘い合わせの上、ご来場下さい。

これは「喜多見と狛江の小さな小さな映画祭」という催しの一つです
そのWebsiteは
http://kitamitokomae-artfes.com
です。

お申し込みは
03-3489-2246(M.A.P.担当宇夫方(うぶかた))
https://ticket.corich.jp/apply/55337
です。
確認ですが、このコンサートの日時は、
2014/05/29(木)17時です。

“走れメロス”の作品紹介をレパートリーのページに追加しました。
http://ensemble.lince.jp/repertory/meros/

2014/03/28(金)新作“幻冬の詩”の初演があります。(大雪の為に中止になった2/15分の振り替えです)

首都圏で記録的な大雪のため、この2/15に予定されていた公演は延期されました。
そして、3/28に演奏することをここに告知いたします。
——–

この写真でコンサートのチラシを作りました
posted by (C)白石准

山猫合奏団の14年最初の演奏会は架谷由紀子(はさたにゆきこ)氏に依るストーリーに白石准が作曲した“幻冬の詩(うた)”を披露しようと思います。

そして、レイモンド・ブリックスの手に因る絵本が有名な“スノーマン”

そして語りますのは、

です。

幻冬の詩については閉じた会で今まで作者によって演奏されたことがありますが、山猫合奏団のレパートリーとして演奏されるのは今回が初演になります。

架谷由紀子氏は白石准の友人でいくつもの物語を書いている作家です。

今回は白石准の意向で、いつもの男性陣に依る語り手ではなく、言うなれば、山猫合奏団女子部、否、レディース:-)としてのレパートリーを開拓するという記念すべき会になります。しかも題材は二つとも冬、、。

2014/03/28(金)19時開演。
プリモ芸術工房
にて。(東急目黒線洗足駅下車改札の眼の前のビルの二階)(アクセスは以下のURLで参照できます)
http://primoart.jp

スノーマン

原作:レイモンド・ブリックス
音楽:ハワードブレイク

語りと歌:人見 共
ピアノ:白石 准

幻冬の詩

原作:架谷由紀子
音楽:白石 准

語り:宇夫方 路
ピアノ:白石 准

朗読監修:高山正樹

チケットのお申し込みは、
チケット申し込みフォームよりどうぞ。
http://form1.fc2.com/form/?id=601550

チラシのPDFは(地図もそこにあります)
http://shiraishijun.jp/chirashi/20140328gentou.pdf
にあります。

写真好きの方、ブロガーやSNSで色々書いている人は、カメラ持参でいらしてください、どこかで撮影無制限OKの時間を作りたいと思います。

白石准の作品に限り、録音も許可します。その代わり商業用に使わないで無制限に知り合いに宣伝して下さいね(爆)

本日と来週(2013/7/9)に先日初演された山之口貘氏の詩に白石准が着けた音楽の放送があります

本日2013/7/2の夜と、再放送は2013/7/9の夜にこの日の演奏がFMつやまで放送されます。

岡山県の津山市周辺の方は、FMつやまでon airされている、
“山猫合奏団東京ニャイト倶楽部”
の放送があります。

津山地方以外の方は、
http://www.fm-tsuyama.jp/onair/
で、21:30より、リアルタイム(のみだけど22時まで。)で聴く事ができます。

FMつやま“山猫合奏団東京ニャイト倶楽部”放送のお知らせ

毎月二回の告知ですが、今月最初の放送を告知するのを忘れていました。

次回の放送では、私の編曲した奄美大島の子守歌のチェロとピアノ版がOn Airされます。

山猫合奏団fhotofunia

来たる2013/04/9(火)の夜21:30より、岡山県の津山市周辺の方は、FMつやまでon airされている、
“山猫合奏団東京ニャイト倶楽部”
の放送(4/1分の再放送)があります。

津山地方以外の方は、
http://www.fm-tsuyama.jp/onair/
で、21:30より、リアルタイム(のみだけど22時まで。)で聴く事ができます。


毎月予定通りだとすると、基本的には月に一回の放送です。
第一週の火曜日の夜、そして再放送が第二週にあるようです。


ここをclickするとこの様にふざけたヴァーチャル広告のページに飛びます。

2012/11/18 「坂本遼展」記念朗読祭・演奏会「宮沢賢治・坂本遼・草野心平~若き日の交友」

概要

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    関連リンク


    出演

    写真をクリックするとプロフィールをお読みいただけます。