2014/06/07プリモ芸術工房で、つまり都内で久しぶりに“セロ弾きのゴーシュ”と、初演したばかりの“走れメロス”をやります

山猫合奏団の本拠地、東京、目黒線の洗足駅の眼の前にあるプリモ芸術工房で、そこのオーナーでもあるチェロの大島純をフューチャーした山猫合奏団の代名詞、“セロ弾きのゴーシュ”の東京公演が久しぶりにあります。
これは、洗足の街・芸術祭2014の一環です。

詳しい情報は、プリモ芸術工房のページをご参照下さい。
6/7の土曜日の夜、19時開演です。
http://primoart.jp/senzokuartfes2014/201406071900-2/
前半は、5/29に初演する白石准の新作、“走れメロス”を上演予定です。
お申し込みは、お問い合わせフォームまで。

“セロ弾きのゴーシュ”のCDを売って下さっているお店紹介@中川楽器@岡山県倉敷市

せっかく我々の合奏団のCDをおいてくださっているお店に伺うチャンスがあったので、記念撮影をした写真を此処に公開しましょう。

2013年の9/9、我々は、ゴーシュでチェリストの大島純の故郷、岡山県の津山市の保育園で、“セロ弾きのゴーシュ”の演奏をしました。
実家に戻る大島純と別れ、津山線に乗って、高山正樹、宇夫方路、白石准の三人は岡山まで戻ってきました。

東京方面に乗る予定の新幹線の時刻には、かなり開いていたので、岡山に着く直前、突然「観光しよう」ということになり、連絡通路に出た時点で出発のベルが鳴り始めた状態から、階段を一目散に降り(みんなア・ラ・フィフなのによく走った)倉敷方面の電車に乗り込みました。

その時点でまだ連絡もしてなかったのですが、倉敷に着いた後、“セロ弾きのゴーシュ”のCDを置いて貰っている中川楽器に挨拶に行こうということになり、電話したら、社長さん自ら我々を駅に迎えに来て下さったのです。

中川社長は、かつて、東京の音大でトランペットを学んでおり、白石准と共演の長い師匠の津堅直弘や、友人の高橋敦氏を通じて知り合いました。
そして20年近く前、白石准の引っ越しまで手伝って貰った仲でありました。

その時代社長を務めていたお父さんとも、白石准が電子楽器のRolandの仕事で楽器屋さん相手のクラシック音楽のピアノの先生がDigitalPianoを有効に使う方法みたいな、レクチャーをしたときにもお会いしていましたので、実に二代にわたり交流がありました。

しかも、前述の今や、中堅のトランペット奏者として、確実に日本の最高峰に君臨する存在になった東京都響の高橋敦氏のリサイタルが何年も前に中川楽器の主催で倉敷でも行われましたし、二人の師匠、元NHK交響楽団の津堅直弘氏の奥様のご出身も倉敷なので、白石准はかつては、何かと倉敷周辺で弾いた回数も多いのであります。
ちなみに、高橋敦氏も一度“どんぐりと山猫”のアンサンブルヴァージョンで演奏したことはあります
写真はいずれ公開。

前置きが長くなりましたが、まずはお店に入ってコーヒーを頂いて居ると、噂には聞いていたけど、プラスティック製のトロンボーンが何色もあって、白石准はせいぜいちょっと音を出せる程度ではありますが、吹いてみたくなって、悪のりしている写真が、以下の二枚です。
価格も安いしちゃんと楽器として音がなるし、運搬は軽いから我々のメンバーで唯一トロンボーンも白石准作品のなかでたまに吹く楠定憲に勧めたら、後日購入したようで、近い将来色つきのトロンボーンが我々のステージに登場することでしょう。

すべての写真はclickすると拡大して観られるPHOTO蔵という写真が置いてあるサイトに飛びます。

そして、社長を囲んで記念撮影をしました。
左から、高山正樹、宇夫方路、そして中川啓社長、そして白石准。

この後、車で駅まで送って頂きがてら、美観地区の周りを一周しました。
そこで、白石准が驚喜したのが、有名なニッパー(ビクター犬)だらけのアンティークショップでした。

お世話になりました。
中川楽器のWebsiteは
http://nakagawagakki.comです。

こういう性格の記事まだ幾つか作れそうです。
つい昨年の11月に白石准が飛騨高山の市民吹奏楽団でコンチェルトを弾いたのですが、その折にもコサカ楽器というところに大変お世話になったのですが、写真撮ってくれば良かったです。そこには、“セロ弾きのゴーシュ”のCDに加え、白石准が弾いた、二つのCDまで置いてあったのですから。
佐渡裕+シエナ・ウィンド・オーケストラのCD,DVD
そして
高橋敦のトランペットの独奏曲のCD

2013/09/09作陽保育園@岡山県津山市/“セロ弾きのゴーシュ”

ここは、チェロの大島純の通った保育園。
そのご縁で、2009年の九月以来二度目のお目見えとなりました。
写真は開演前、園庭で“オツベルと象”に出てくる白象を思わせるものがあったので、高山正樹が“オツベル”に扮してポーズ(爆)

今回は、最初にセロの独奏で(“セロ弾きのゴーシュ”だからこれ以降チェロではなくセロで表記)白鳥、そして白石准が作曲した、草野心平の「河童と蛙」(ごんごというらしいですね、この辺では河童のことを)、そして“セロ弾きのゴーシュ”でした。

草野心平の曲が始まった途端、
http://ensemble.lince.jp/2012/11/14nirei/
と同じ様にほぼ全員笑いだし、嬉しい反応となりました。
オノマトペの威力でしょうね。

やっぱりまた草野心平の違った作品、特にオノマトペ満載の曲を作曲したいと思いました。

その日の演奏の写真はやはりPHOTO蔵にまとめて、写真を出していますので、下の文字列をclickしてご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/list/2999744/7952517

2013/09/08岡山県の里庄町/“セロ弾きのゴーシュ”

ゴーシュを演じ、山猫合奏団のセロ奏者である、大島純の故郷岡山県に昨年以来また行ってきました。
彼の実家は津山市なので、そこからはちょっと離れていますが、里庄(さとしょう)町の図書館からお話を頂き、演奏して参りました。

演奏会場ではない視聴覚室での上演だったため、白石准の弾くピアノは電子ピアノという編成で、語り手も高山正樹の一人というトリオ編成のものでした。

20130908“セロ弾きのゴーシュ”

その他の演奏中の画像の数々は、白石准が投稿しているPHOTO蔵という所にアップロード致しました。
是非どうぞご覧下さい。
山猫合奏団岡山県里庄町図書館公演画像集へこの文字列をclick

2012/11/18 草野心平記念文学館公演@福島県いわき市-2

記事としては、草野心平記念文学館に着いた時に撮った写真の記事から続きます。
concertは始まりました。
前日の東京でのconcertではチェロ独奏は派手な曲で始めましたが、この日は、しっとりと、フォーレの「夢の後に」からでした。
大島純&白石准@草野心平記念文学館concert

一曲終わると高山正樹が出てきて我々の紹介をしました。
高山正樹が山猫合奏団を紹介する@草野心平記念文学館concert

下の写真は「河童と蛙」の演奏が始まりまった所でしょう。
前日の東京公演での初演とは違うスタイルで演奏してみました。
東京では、所謂「ボサノヴァ調」でやりましたが、この日は、白石准の希望(ってホールに着いてから突然閃いたのです(爆))で、少しジャズ風なスウィング調でやりましたから、草野心平の擬音語が跳ね飛んでいました。
そうすると、テンポも前日よりはいささかゆっくりになりました。
これは、面白い使い分けだと作曲者は思いました。

これから、前者を「河童と蛙Aパターン」そして、昨日のパターンを「河童と蛙Bパターン」として同じ作品を違う様式で演奏する事になると思います。

前日は語り手二人バージョンでしたから、その役割を入れ替えたり(実際前日はアンコールの時、最初にやったのと入れ替えて語って貰った)、この日の様に一人で語ったり、ヴァリエイションは沢山出来る事になります。

そういえば、つい先日の茨城県の仁連小学校での「パターンAの一人版」プレ初演を含めてもまだ、一度も同じパターンで演奏したことがないという事になりました(爆)
「河童と蛙」演奏中
この日は、僕らの演奏前に、たぶん恒例なのでしょうか、来場者の中から希望者を募り、30分ほどの間に5人の方が詩の朗読をしました。
その中にも、坂本遼の「おかん」という詩は取り上げられていました。
僕らも僕の作曲でこの後演奏しました。

僕らの予想では、こういう山の中腹にある場所だから、30人も来れば万々歳だと思っていたら、開演直前にどんどん人が増え、もしかしたら100人くらいいらっしゃったのでは無いかという人出でした。
大変熱心に聴いて頂けました。
熱心に聴いて頂いた草野心平記念文学館でのconcert

こんなに高山正樹が拳を握りしめて居る場面は何かと想像したら、きっと、かっこうがゴーシュに挑んでいる場面かなと思います。
スタッフは良い場面を撮ってくれましたね。
たぶんかっこうを熱演している高山正樹

夜な夜な動物の訪問を受けた後六日目の晩(実はこの話、最後にやりとりした鼠の親子の訪問から本番まで一週間近く空いているというのは、気がつかなかったりするけど重要な部分だとは思う)「本番」を終え、聴衆の拍手を受けている「金星音楽団」の人達。
「本番」の交響曲第六番を演奏終了し、聴衆の拍手を受ける「金星音楽団」

司会者(右の高山正樹がその瞬間演じている)に促されてもアンコールには頑なに応えない楽長(白石准が不遜な態度をしているのはそれだ(爆))。
司会者に促されてもアンコールに不遜にも応えようとしない楽長白石准

それで、楽長命令で独りでステージで演奏したゴーシュ、演奏後その「印度の虎狩り」の出来に驚愕し、初めて褒めまくって感心している楽長、司会者に「体が丈夫だからあんなこともできるよ、普通の人なら死んでしまうからな」と言い残し、退場中。
アンコールにゴーシュが独りで弾いた「印度の虎狩り」に感心する楽長

退場後、まだステージでは演技が続いているのにカメラ目線の白石准楽長。
カメラ目線の楽長(爆)

会館の皆様、そして最後まで熱心に聴いて下さって、その場で色々感想を頂いたりもした聴衆の皆様、お世話になりました。
またきっと別の作品ででもこの場所には戻ってきたいと思いました。

piano弾きとしては、会場のピアノ(どこかの小学校のお下がりと言う事でしたが、そういう水準の楽器とは思えない良い楽器でした)を見ている、調律の方が自作した「ピアノを移動するためのキャスター」が凄いと思いました。

ホールの大きさも僕らの出し物にはマイク無しで伝わる広さでとても良かったです。

しかも、学芸員(だったかな)の方から、僕に新たな作曲のネタにと、草野心平の童話を紹介して頂けました。
草野心平の作品にも、宮沢賢治にも負けないくらいオノマトベ(擬音語、擬態語、擬声語の事)が沢山含まれている場合が多く、この日の来訪は、白石准にとって草野心平が、宮沢賢治に続く「インスパイアーされる作家」の一人に突然浮上してきた「Encounter」の記念日になったかも知れません。